昨日、銀座なでしこ会大変盛況で230名ほどの方が参加されたようです。新聞にも活動が掲載され、取材も入ってにぎやかでした。
これからが楽しみですね!各分科会の企画がありますので、随時ご紹介していきます。
さて当帰芍薬散の出典は「金匱要略(きんきようりゃく)」です。病気の状態で分けて書いてあります。
漢方は2000年位前から使われているんですね。編纂されたのがそのくらいだどするともっと以前から使われていたことになりますね。すごいことです。
こんな文章で書かれています。(よくわかる金匱要略 源草社より)
【中風歴節病の脈症と治療】
当帰芍薬湯、治右身不遂、手足不甚、胸肋胸腹、拘急攣痛者、若水血凝結者加烏頭一両、肩背強急者、加葛根四両
状況に応じて、加える生薬の量まで示しているのですね。
【婦人妊娠病の脈症と治療】
婦人懐妊し、腹中こう痛するは当帰芍薬散之を主る
このように女性の病に多く用いられることが多いです。
クリニックでの症例では、何年も生理が来なかった方が来るようになったり、生理痛の激しい方が痛みが減ったりされています。
最初から当帰芍薬散の時もありますが、他の於血(おけつ)を取る漢方から変化していくこともあります。
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