寒くなってきて風邪（ふうじゃ）がくっつきやすくなっているみたいです。

　特に身体の中が冷えている方は、外の寒さに負けてしまうんですね。

　身体の中を温めるのは漢方がいいですよ～。一気にはいきませんが、少しずつ芯が温まってきます。合う漢方を見つけるのがポイントですね！！

　さて今回は気血双補剤。気と血を両方を補う漢方ですね。先生によって分け方が若干違いますが、今回は森由雄先生の初学者のための漢方入門に沿って分類しています。

　気も血も虚しているのは、長期に慢性疾患にかかっている方、がんの術後などです。

　現代医学的治療と併用するとＱＯＬ（生活の質）があがるとあります、

　西洋医学には気という概念はないので、気や血を補うという薬はないですね。貧血に鉄剤ということあありますが、成分ですね。

　身体の中を流れている気血水の不足や滞りが病気の原因と考える東洋医学とはアプローチの仕方が異なります。

　両方の良い面を合わせた統合医療という形ができてくるとと一番よいと考えています！