今日は成人式でしたね!お天気よくてよかったです。
以前にも書いたと思うのですが、東洋医学で病の原因というと外因(風とか寒といった外側の要因)と内因(自分の感情)と不内外因(食事とか疲れとか)があります。その中でどうしても問題が大きいのが内因。
喜び、怒り、悲しみ、思い煩い、憂い、恐れ、驚きーこれらを七情というのです。気診講座ではどこかのタイミングで初級でも専門の講座でもこの七情についての実習をします。
一人ずつ前に出て頂いて、怒りを感じた出来事や相手やその状況を思い出して頂くのです。そうすると気が大きく乱れてくるのを気診で捉えることができます。本人も足が冷えてくるのを感じ、肩がいかり肩になり凝ってきて、呼吸も浅くなることを感じるのです。ひどいときはまわりの人も身体が冷えたり痛みを感じたり。
以下に自分の感情が自分の身体はもとより、まわりの人にまで影響を与えているかということを実体験で学んで頂きます。そうすることで、そういう感情を長期間持ち続けたり、激しい感情で身を焼いてしまってはいけないということを理解して頂くようにしています。
先日機会があって、私も久々に「怒り」の感情を思い出してみました。最近は怒りがあまりないので、20年ほど前の出来事を思い出してみました。やっぱり足が冷えてきました。肝気上炎。気が上に上がって肩も上がって呼吸が浅くなる。もう実際には怒りはないんですけどね。思い出そうと思えばそうなるんですね。
人間ですから、怒りも憂いも思い煩いもしないことはないし、してはいけないわけではないんです。そういう感情が湧いてきてしまったら、「画面を切り替える」
最近こんなアドバイスをしています。ペットを思い出してもいいし、お孫さんのいる人はお孫さんを、温泉が好きなら温泉に入っているところを、海が好きなら海を・・・。ご自身が幸せだなあと感じる瞬間に画面を切り替えて下さい。それだけで気はよい状態に戻ります。
これはご自分でしかできないのです!いくら気を送っても怒りや憂いの感情に陥った途身体は硬くなってしまいます。だからご自身で頭の中のイメージを変えるしかない!!
でも方法があるだけよしとしたいですね!自分の感情で病気にならないでくださいね。