秋になり空気が乾いてくるお話は致しました。
衣替えのように漢方も変わります。汗が出にくくなり首肩コリが凝ってきた時、汗が出やすい季節では桂枝湯や桂麻各半湯をちょこっとなめるとすっと楽になっていたものが、そろそろ葛根湯になってきました。
私も今日、今年この秋初めての葛根湯でした。そしてこれが秋から冬そして春、五月くらいまで続きます。
葛根湯は汗ナシと傷寒論の条文に書かれています。
そして空気が乾いて身体も渇くのでしょう。潤いを入れるものが出てきます。地黄(じおう)が入っている水を回すエネルギーを入れる六味丸とか。
また柴胡剤は乾かす作用があるのでちょっと注意。
身体の変化に敏感になりましょうね。いつも同じじゃないということです。
季節によっても漢方は変わっていきます!