自然療法研究所付属 八王子漢方クリニック

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漢方と気診②

昨日はネクストワンインターナショナルの田島さんとコラボ講座を行いました。

私は養生のお話、簡単な養生法ですが即効性あり、出席者の皆様に大変喜んで頂けました。

田島さんは住宅を選ぶコツ。とても参考になりちょうど住宅を考えている友人に喜ばれました!!

 

さて「漢方と気診」続きです。

漢方と気診

さてここで気診のお話をいたします。〇〇クリニックで処方している漢方は気診で選んでおります。患者様の気の状態を把握し、気の異常が改善する漢方を選択しています。

気診との出会いは今から15年前、歯の痛みが全身の状態と関係していると考えた私は、身体全体にアプローチできる気功やヒーリングを探していました。そんな中、気診講習会のお知らせ葉書が歯科医院に届き、約半年兵庫県に引っ越しまして、気診の創始者である整形外科医、小田一先生の元で見学しながら勉強を致しました。

気診は身体の内外を流れる気の状態を診断できる(つまりその方の調子が良いのか悪いのか、気の滞りはどこか、漢方薬や健康食品、食食べ物の適否など)ことが最大の特徴で、さらに訓練を積めば気の調整も可能です。診断ができるというところが私にとって一番の魅力でした。

気診は術者の胸鎖乳突筋という首の筋肉を使って離れた所から相手の方の気の状態を調べていきます。大きくは以下のことがわかります。

A 身体に合わないものを持つと胸鎖乳突筋は緊張します。実際には全身の筋肉が緊張しますのでどの筋肉を調べて頂いても緊張・弛緩がわかります。

B 身体の調子の悪いところに手をかざすと施術者の胸鎖乳突筋は緊張します。

この気診を使って漢方薬を選択しております。まずは身体を取り巻く気の乱れがないかどうかで風邪(ふうじゃ)の有無をみます。風邪があれば気の乱れが改善する漢方を処方します。

次に気血水の異常を気診します。気、血、水、どの異常が一番強いかを見て気血水のバランスを調える漢方を処方致します。

【胸鎖乳突筋検査法の基本】

体内の何処かに有痛刺激があると、局所の反応以外に全身的な筋収縮と筋弛緩のパターンが認められる。神経反射の仕組みである。このような全身的な筋収縮の(従って)筋弛緩の)パターンの改善が症状軽快に必要と考えた。持続的な筋収縮は腱や筋肉の疼痛としての腱筋症を生ずる。治療拠点が刺激中枢と考えられた。 胸鎖乳突筋も腱筋症のパターン認識から発展して発見された。

不適応な刺激が身体に働けば全身の屈筋群と伸筋群が同時に緊張することがある。(この場合、不適応な刺激とは食品だけでなく、ストレスやマイナスの感情や物理的刺激も含む)

 

この気診のおかげで漢方の勉強がとても進むことになります。

(つづく)

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