昨日「NPO線維筋痛症友の会」と「若年性支部きずなの会」で顎ゆるマッサージのお話をさせて頂きました。
噛みしめていると身体は緊張します。
緊張すると血管が細くなり、手足が冷たくなります。
緊張し続けているから、痛みが出る可能性があります。
8年ほど前に拝見した方で、身体中が痛いという方がいました。
その方が噛みしめていたのです。
上下の歯と歯を離すと少し楽になります。
顎マッサージをしながら、漢方、鍼灸を行ったところ、3年ほどで症状はなくなりました。
下がっていた気持ちもアップして今は元気にされています。
そんなお話をしながら各マッサージをお伝えしました。
また怒りや思い煩いなどご自身の感情も体に影響があることをお伝えしました。
そして後半、お一人ずつ気診致しました。
20名ほどいらしたのでお一人あたり4,5分です。
一番問題となる所、つまり一番異常反応の強い所を探してワンポイントアドバイスをしなければいけません。
結構集中力のいる作業です。
いくつか傾向がわかりました。
やはり噛みしめて咬合が低くなっている方が多かったです。
次に歯の矯正をした方も1/4ほどいらっしゃいました。
お腹が冷えていると捉えられる方もいました。
身体がリラックスする顎の位置をお伝えし、何人かの方にはその場で楽になって頂けました!
最初お話を始める前のお部屋の空気はどんよりと重く、私も気持ち悪くなるほどだったので大丈夫かな?と思いましたが、お一人ずつの気診が進むほど空気が変わっていきました。
笑い声も聞こえてきて和やかになっていきました。
こうでなければよくなるものもよくならない!と思いました。
原因不明の痛みで先の見えないことはとても辛いと思います。
ほんの少しでも光明となれたら幸いです。