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気診
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臨床研究会、薬剤師の加藤先生の症例です。
今回は患者さんが書いてくださいました。
<気診との出会いから、学びを深めたい理由>
第1子を出産後、喉の痛みに、風邪の前兆だと感じ、その時期母乳育児中で抗生剤などは服用できないため、葛根湯をまず服用しようと飛び込んだ近くの調剤薬局の薬剤師さんを通して気診と出会いました。
その薬剤師さんは、私の症状に耳を傾けながら、たくさんのある漢方を手に持って胸につけてみてとおっしゃり、私に合う薬を探してくれました。真剣なまなざしに、そういえば渡される漢方によって、胸がむかむかしたり、手足が寒く感じたり、身体の反応が違うような感覚に気づき始めました。
そして、「これは合うわね!」とひまわりのような笑顔で言われた漢方は、その言葉通り身体の詰まりが流れるような感覚で身体が軽く感じました。不思議な体験に驚きつつ、それから体調が悪くなる度にこちらの薬剤師さんに相談をするようになりました。
特に驚いたのは、気診で子ども達の症状もどこが悪く、こうなっているかが納得感があり(例えば、2〜3日前から機嫌が悪かったはず、その頃から風邪の症状であるや、中耳炎はこちらの耳の方など、情報を伝えなくても気診で感じていらっしゃる)、気診をして頂いている時から、子ども達の症状も改善に向かい始める感覚があり、当時どこの小児科に連れていっても、先生の診断もあやふやで出てくる薬が決まっており、それよりも明確な言葉にとてもすっきりしました。
そんな中、「気診」というものにも興味を持ち始めました。小さい子どもを持つ母として、家族の健康を自分で守れる力があればどんなに良いかという自分の軸を持ちたいという想いからでしたが、深く気診に触れる中で、気診は単に健康を守るという枠だけでなく、自分自身の精神的な安定や、本当に必要なことを選択できる力にも繋がっていくということが理解できました。情報が溢れる毎日の中で、自分に必要なものを、自らを知り選択する力があればどんなにいいか…と、そのヒントが気診を学ぶ中で自らの人生に生かし高めていきたいです。
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