太陽病からうまく脱出できず、一段階落ちてしまうと今度は少陽病です。
風邪(ふうじゃ)に対抗する力がないように気診では見えるのですが。
身体のサイドに入ってきます。症状も胃の調子が悪くなってきたり、口が苦くなったり吐き気や嘔吐がある場合もあります。胸苦しさや息苦しさ、耳や顎関節に症状が出ることもあります。
胸脇苦満といって肋骨の下あたりが硬くなります。
漢方は病毒を中和し胸脇の流れをよくする柴胡剤(さいこざい)が用いられます。
でも柴胡剤は身体を乾かしてしまうので使用には注意しています。
小柴胡湯、柴胡桂枝湯、補中益気湯が柴胡剤になります。
この段階は変化があるのでよくみていないと変わります!