漢方が決まったら次は養生法のご指導です!
漢方を手に載せている間に身体は結構弛んでいます。
敏感な方は漢方を手にしただけで「温かい」とか「軽くなった」とおっしゃいます。
昨日も友人が半年前から不調だったのに、漢方手にしてあっという間に復活していました。
「これはきっと量子物理学で解明されるのではないか」と話していました!
養生の目的はご自身で気の巡りをよくして、年齢と共に減っていく気の現状維持かまたは増やしていくこと。私が最も重要と考えていることです。少々具合が悪くても自分で調整できるようになることが目的となります。
天クリニックの養生はもちろん噛みしめ改善「顎ゆるマッサージ」なんですが、その前にウォーミングアップがあります。
まずは、「肩の力を抜く!」
身体に力が入った状態で養生法をしても効果は何分の一かになってしまいます。
肩を上下させて、力を抜いてみましょう。
次にかなり重要なことなんですが、「顎を引く」
意外と気づいていない方が多いのですが、ほんの少しでも顎が上がっていると、首から下全部を引っ張り上げているような状態になって緊張が取れません。
ちょこっと顎を引くだけ。それだけで緊張が取れて、足の方に気が流れていきます。
そして「口元を弛める」
下顎安静位を取っていきます。
上下の歯と歯が2,3mm空いている状態です。
身体が最もリラックスする顎の位置と私は考えています。
口を閉じても、この安静位に下あごがあるのが理想的な状態です。
最初はちょっとお口が空いてしまいますが、「顎ゆるマッサージ」を続けて頂くと口は閉じられるようになります!!
まずはこの下顎安静位をご自身の身体で覚えていくこと、それが養生のスタートです!