次の項目は食養生です。
気診では陰陽五行から食を考えています。
でもその前に、エネルギーが落ちていると食べること、消化すること、吸収することも落ちています。
まずはそこから調えないと、どんなに食べても血肉になりません。
またかえって、身体の負担になってしまいます。
世の中の情報は、人それぞれ状態が違うということを考慮せずに「あれがいい」とか「これがいい」とか情報だけが氾濫しているのが困ったものです!
ある人にはぴったりの食材も、ある人にはマイナスになる可能性があるわけです。
だからご自分で合うものと合わないものが判別できるようになれば、情報に振り回されずに、身体が楽になっていくのです。
気がわかる、判別できるというのは自分の身を守ることに繋がります!
エネルギーがダウンして、すべての機能が落ちている時は、消化がよくて温かいものをお勧めします。
場合によっては出汁をとった味噌汁やスープのみ。
実は私も1か月ほどそんな時期がありました。
基本元気なのですが、固形物を受け付けなかったですね。
身体の言うとおりにしていったら、今では何でもしっかり食べられます。
少しずつ、身体の中が温まって、動き始めると自然に食べられるようになります。
まずは消化器系を元気にすること。
食養生のスタートです!