「神秘湯(しんぴとう)」という不思議な名前の漢方があります。
この漢方との出会いは、ある先生の所で漢方のお勉強させて頂いている時のことです。
先生がベットで横になっている私のお腹の上に漢方をひとつずつ載せてくださいました。
私は何の漢方が載っているかわからない状態です。
順番に載せていくと、「わあ!!私これが必要。何ですか??」
と言って飛び起きたいうのが神秘湯でした。
風邪が治りかけで少し咳が残っていたように思います。
神秘湯という名前にも魅力を感じました。
その時どんな感覚だったかは覚えていないのですが、温かったのか弛んだのか、気持ちよかったのか、ふわっと包まれたのか・・・とにかく自分に必要!と感じました。
柴胡も入って少し深く、でも麻黄も入って表面にも効いて、杏仁もあるので潤して・・・
当時の私にはピッタリだったようです。
そんなに長く飲むことはなく、その漢方は終わりました。
お陰で少し残っていた咳は止まりました!
もう8年くらい前のお話でした。