母の病気が見つかって1年と3か月。
入院が決まって、天クリニックを2020年1月いっぱいで閉めることにしたのが昨年10月終わり。
ありがたいことに母は今、家で何とか普通に日常生活を送っている。
3月に仏壇の前で滑って頭をぶつけた時、「治打撲一方」があまりにもよく効いたことから漢方のファンになり、それ以来私の言うことをよく聴いてくれる。
つまりそれまでは私の言うことも、漢方のこともそれなりにしか聞いていなかった。
それから母の漢方は10種類近く変わっている。
今は4種類の漢方を少量ずつ、朝晩に分けて飲んでいる。
もちろん日によって変わることもある。
その匙加減が難しい。
80代半ば。生きる意欲満々。
私はできるだけ応援したいと思っている。
この間、貧血が改善し、発疹が出ていた皮膚の状態がよくなり、口内炎が改善し、少し元気が出て・・・。
いくつになっても漢方は改善の方向に持っていけるのだと思った。
そしてこれは私の修行の一環だと思っている。
母のことを通して色んなことを学ぶ日々である。