西洋では、物は心を持たない無機物とみる。「西洋の左脳型遺伝子」によって生まれた「西洋物心二元論の自然観」から見ていこう。
紀元前6世紀の第一期ギリシャ哲学では・・・「物の世界」を対象とする科学と「心の世界」を対象とする「哲学や宗教」は分離して考えられていなかった。
ところその後「エレア学派」の台頭によって・・・自然(物質)と神(心)を分離して考える左脳型遺伝子の物心二元論への思潮の始まりになった」・・・西洋では紀元前五世紀頃に・・・「物心二元論」が生まれ。物と心が分離されるようになったが、それを科学的に体系化したのがアリストテレスであり、・・・それ以後2000年にもわたり「西洋の自然観の基礎」となった。
17世紀にはデカルトが「物質と心を完全に分離し、物質だけの自然観の物心二元論の左脳型遺伝子の自然観(哲学)」を打ち立てた。・・・(量子論から科学する見えない心の世界 岸根卓郎著)
本当は最初は物と心は分離されていなったのですね。分離されたがために様々な対立を生み、自然破壊までも引き起こしていると量子論学者のフリチョフ・カプラは言っているそうです。