今回は「瘀血(おけつ)」の反応がとても強い状態です。
瘀血は左下腹部の気の滞りでみています。
普通の反応の数倍強い(気の異常反応の範囲が広い)場合。
傷寒論(しょうかんろん)には太陽病の表邪が解されず、じゃが足太陽経脈の腑である膀胱に達して太陽畜血症という裏証の実熱と瘀血を生じる。
「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」です。
少々難しいですが、ここからが特徴です。
「其の人狂の如く・・・」
精神症状も出ると解説にはありますが、顔が恐くなるのです。
瘀血が取れるとお顔も穏やかになっていきます。
気血水の異常は表情にも出るのだなあと思っている次第です!