加味逍遙散から遡ること数年前、まだ気診を始めてそれほど経っていない頃、
血液検査でなかなか貧血の値が変化せずでした。
その頃飲んでいたのが、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
2年くらい飲んだでしょうか。
ある朝、「身体が熱い!」と思って起きたのです。
温かいではありません。
当帰は「血を和し、寒を散じ、陰証の血証を治す」とあります。(薬徴 田畑隆一郎著 源草社)
身体の中がすっかり温まりすぎていました。
多分少し前に漢方が変わっていたようです。
貧血の値もすっかり改善し、今も正常値です!
貧血に冷えも関係するのかもと思ったのです。
私は中身の入れ替えと呼んでおりますが、血や水をきれいにしたり気を増やしたり色々なことが漢方では可能です。