⁽千葉県銚子の空 By S.O)
小倉先生にお会いして1年になります。
50代後半まで健康で、自分が大きな病気になるのはもっと先だと思っていました。
子育てや両親の介護も落ち着きこれからフルタイムの仕事に就いて自分の人生を考えられる時期になったばかりでした。
がんと診断されたその日から人生の終わりを意識する事になり、昨日までの自分にもう戻る事は出来ないのだと深く気持ちが沈みました。
病院では手術のスケジュールが私の気持ちが追いつかないうちにどんどん決まって行きました。
セカンドオピニオンや医療関係者、がん経験者の知人に会い情報を集めて、やはり手術をする事は必要だと理解はしましたが、これで良いのかという漠然とした不安が残りました。
標準治療以外にも何か良いものが無いかSNSで情報を探していた中で、気診を知り小倉先生に予約をお願いしました。
最初に小倉先生にお会いしたときは身も心もかなりコリが酷く素直に心を開けなかったように思います。
ただ不思議と次の日久しぶりに心と体がリラックスしている事に気がつきました。
私は迷信的なものや特定の宗教を熱心に信奉はしていませんし、自分にとって効果の無いものは今も不要と思っています。
しかし、手術から現在まで遠隔気功や気診は私の回復を考えると普通では説明がつかない力が何かあるのではないかと感じています。
私にとって小倉先生の気診は身体の回復の為だけでなく、自身の進むべき指針を示すものでもあります。
家族の事もお世話になり私には無くてはならない存在です。
早紀先生の気診の1年生のがんサバイバーの講習も薬膳や漢方など色々な興味深い内容を教えて頂き1年間楽しくてあっという間でした。
手術後の心も体も不安定な時に癒しの時間になり感謝しています。
まだまだ私には気診は正直良く分かりませんが、私や家族の幸せの為に自分で出来るときが来る日を楽しみにしています。
(終わり)