忘年会のシーズンで胃腸が疲れると、風邪(ふうじゃ)がくっつきやすくなりますからご注意くださいね。
飲んだ翌朝は、健康ふりかけのお湯割りやお味噌汁で臓腑の気の流れを復活させるといいですよ。無理に三食食べない方が身体は楽です!
さて漢方は温裏剤に入ります。臓腑を温め、冷えを取り除く方剤です。
その側に風邪がついている場合には、外側だけにアプローチすればいいのですが、身体の中の臓腑まで冷え切っている場合には、外側への漢方では間に合いません。逆に中はまずます冷えてしまいます。
身体の外側のみが冷えているのか、中まで冷えているのかその判断は今のところ気診で難しいです。気の異常が中か外かと診ていきます。
多くの方は外側のみ。とても調子の悪い方は中まで冷え切っているようです。
少しずつ身体の中が温まってくると、まるで空っぽの瓶が液体でいっぱいになっていくように、身体がしっかりとしてきます。
寒さや周囲の状況(邪気という)にも負けなくなってくるのです。
漢方はその時の証によって変わっていきます。変わると漢方の味が変わったり、飲みたくなくなったりします。
身体の声を聴きながら、身体のセンサーをアップしていくとよいと思います!
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