桜も散り始めましたね。
ちょっと早くて寂しいです!
天クリニックは遠隔での対応もしております。
60代女性。
腰が痛くて動けなくなってきた。
気診すると、かみしめて冷えていて身体が緊張しています。
まずは湯たんぽ。
温まらないと巡る気がありません。
そしていつもの顎、鎖骨下、ソケイ部などのマッサージ。
それから動けなくなってしまうのではないかという不安感がある模様で
漢方はとても疲れていて、精神的にも参っていて、冷えがとても強いときに合う
柴胡桂枝乾姜湯が合いました。
乾姜が強烈に身体を温めます。
冷え切ってピーンと緊張してしまった身体が少しずつ弛んできます。
次に合った漢方が六君子湯。
胃腸が弱く、みぞおちがつかえ、疲れやすい。手足が冷える。
胃の気は大事なんですね!
ようやく身体の中の冷えが取れてきて、表に出てくるようになり、葛根湯をひとつまみ。鼻が通って背骨がシャキッと伸びます。
水毒の反応がよくなってきたら次は瘀血の反応が出てきました。ここで当帰っ芍薬散に変わりました。
こうして腰が痛くて動けなかった状態から、痛みが減って動けるようになりました。快適に過ごしていますとメールを頂きました。
少しずつ一皮ずつ改善していくとよくなっていくようですね!
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