気を補う漢方はいくつかあります。
わかりやすいように、六病位ー病の深さーで分けています。
結構有名なのは「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」
でもこれは実はある程度元気な人しか飲めません。
本当にエネルギーがなくなっている人には強すぎるのです。
段階としては上から2番目。つまりやや元気なんだけど無理しすぎて体が疲れている時には有効です。私も時々お世話になります。
でも本当にエネルギー不足の時は、「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」や「黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)」が合います。
これは上から四番目。
精神的に疲れてエネルギー不足の時は、「加味帰脾湯(かみきひとう)」が合うことが多いです。
消化器系が疲れて元気がない時は「四君子湯(しくんしとう)」
これは本当に弱っているなあと思う方です。
もちろん気診で決めていきます。
気虚にもいろいろあるのです!