「歯が痛い!」 患者さんが見えました。
人生でこんなに痛いことはなかったという激痛とのこと。
熱いものを飲むと痛い・・・そんな時は歯科の常識では神経が炎症を起こしているので「抜髄(ばつずい)」と言って神経を抜く処置をしないといけないといわれています。
こちらにはレントゲンも診療台もないのですが、実は漢方、歯の痛みに効果大なんです。
いつものように気診で漢方を合わせました。
しばらく手に持っていると少し楽とのこと。実際にその場で飲んで頂きました。やや右上の頬のあたりが赤く腫れていたのが少し引いてきました。
今回は小柴胡湯でした。
他にも葛根湯だったり桂麻各半湯などなど。
とりあえず痛みのある時は麻酔も効きにくいし、治療も大変なので少し落ち着いたら、歯科医院に行って原因を調べて下さいとお願いしました。
噛みしめているようでしたので連携させて頂いている井出デンタルクリニックで調べて頂くと、虫歯ではないとのこと。
漢方だけで痛みが治まってきたので削らないで済んだと患者さんから報告を受けました。
「助かりました!」
歯が激痛であっても、虫歯とは限りません。疲れていたり食べ過ぎたりストレスたまったりしていても歯に痛みが出る可能性があります。
まずは痛みを治めて、虫歯があるのか歯周病なのかじっくり調べてもらって下さいね!
削らなくて済む歯を削らないですみますように!!