世の中では腸内細菌、善玉菌とか悪玉菌とか言われます。
本当によいとか悪いとかあるのでしょうか?
自然の中ではよいも悪いもなく存在し循環しています。
常在菌のバランスが崩れて調子が悪くなっているのに、細菌による炎症として殺菌してしまうと、さらにバランスが崩れるのではないでしょうか?(「腸内細菌のベストバランスが病気にならない体をつくる」より)
様々な病気の根本が腸内細菌にあるとしたら、アプローチが変わりますね。
世の中に浸透するにはまだまだ時間がかかるかもしれませんが・・・。
例として著者のお母様のお話が出ています。
60代の時に糖尿病予備軍と言われたそうです。
保存料や消毒された食品が影響していると、腸内細菌がバランスを崩し膵臓に栄養やインスリンの材料をきちんと送らないと著者さんは考えました。
そして土壌菌(4つのコロニーがある大豆発酵食品)を飲んでもらうようにしたそうです。
今は88歳すっかり元気になったそうです。
年々増える生活習慣病、腸内細菌を殺す生活になっていないでしょうか?と佐々木先生は書いています。
「人は自然から離れるほど病気に近づく」ヒポクラテス
物の見方を変える必要があると思いました!(おわり)
今日から大阪3泊4日、5講座,1講演行ってきます!
29日火曜日の午後から診療致します。
素敵な週末をお過ごしください。